『日本縦断』55-3 湯坂温泉〜大湊駅:青森県

1枚目:朝早くから恐山を参拝する人達(恐山)_0605

2枚目:強い風にほおかむりのお地蔵さん(恐山)_0652

3枚目:釜臥山山頂より望む大湊湾展望(むつ市)_1109

4枚目:再び歓迎してくれた恐山冷水(むつ市)_1312

5枚目:ピンチを救ってくれた臨時の「きらきらみちのく号」(大湊駅)_1545


  『日本列島縦断歩く旅』その55(野辺地駅大湊駅)思い出の足跡

2005/7/18(月) 湯坂温泉〜釜臥山〜大湊駅 30km:青森県

 『日本列島縦断歩く旅』その55 3日目の7月18日の今日は宿を5時32分に空荷で出発して宿から徒歩7分の恐山を1時間以上ゆっくり見学後宿に戻って朝食を御馳走になりました。
 8時15分に宿を出発し、ひたすら舗装路の約9Kmの登りを楽しみ今日のメインエベントの釜臥山(879m)に登り、先程登ってきた道を引き返し、そして昨日登ってきた道を引き返し、むつ運動公園の側を通って大湊駅には14時45分に到着しました。
朝食前に訪れた恐山は6時からの拝観でしたが5時45分に訪れると、すでに開門しており、早くも車で訪れた人達と500円を払い中に入りました。
 今日はどんよりとした今にも雨が降りそうな天気で風が強く絶好の恐山日和で、広い恐山の中をたっぷりと徘徊してお腹が空いた頃宿に戻りました。
 宿で朝食を取ったのは久しぶりで、おいしい御飯とおかずとみそ汁で元気よく 出発することができ、釜臥山まで標高差600mのひたすら舗装路の登りにエネルギーが切れる事なくまづは、釜臥山展望台に立ち寄って小休止後、自衛隊のレーダードームと兵主神社奥宮のある釜臥山の879mの山頂に到着しました。
 吹き飛ばされそうな強風の山頂での三脚を立てての記念写真撮影は一苦労で、三脚を2段だけ伸ばし重いデジタル一眼を取り付けて冷や冷やしながらセルフタイマーで撮影しました。
 予定ではガイドブックに載っていた南東斜面のスキー場コースを一気に下る予定でしたが、吹き飛ばされるような強風が吹き、下山口らしきところへ降りて見たけど草ボウボウで安全に降りられそうな道は無く、引き返したら乗る予定だった電車に間に合わず今日中には富士に帰れなくなり、強引に下ろうかとしばし迷いましたが、安全第一で「勇気ある撤退?」の道を選びました。
 先ほど昇ってきた7キロの道を逆戻りしていると、雨が降り出しカッパを着て歩き出すと雨は止み、途中でカッパを脱いで登山道の入り口には何とか13時前の12時54分に到着し、昨日登ってきた道を途中冷水で休憩しただけで、むつ運動公園までひたすら下り、乗る予定だった14時12分に33分遅れの14時45分に何とか大湊駅に到着しました。駅に近づくと小雨が降り出しましたが、本降りの雨になる前に到着し、ホッとしました。
 次の電車は16時55分で、この電車だと今日中に富士に帰ることが出来ず万事休すかと思ったら救いの神の15時52分発の臨時快速『きらきらみちのく号』があることが解り、予定していた東北新幹線『はやて』に乗ることが出来ると一件落着したかにみえホッとしました。
 木曜日に新富士駅ではやての指定を取った時に大湊駅発14時12分に都合の良い指定が取れず八戸駅で2時間余りも待つことになっており、『災い転じて福となす』かと思っていて、八戸駅に近づいた時に指定の切符の時間を確認すると八戸駅発17時31分の臨時のはやてで、てっきり17時58分のはやてと思い込んでいた為、間に合いませんでした。
 次は1時間後しか無くとりあえず立ち席で乗り込み、車掌さんがくるまで開いている席にかろうじて座ることができホッとしました。
 今回はひたすら歩いた3日間となりましたが、雨に逢わずに歩け、無茶苦茶暑くなく、最後にハプニングがありましたが充実の歩きを楽しむことができました。
今日の万歩計:54424歩

<ハイ!地〜図>
恐山入口・湯坂温泉〜釜臥山〜大湊駅
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=41/18/02.313&el=141/07/38.469&scl=250000&bid=Mlink
<参考HP>
霊場恐山  http://www.mutsucci.or.jp/kanko/osorezan/index.htm