『日本縦断』53-2 百沢温泉〜鶴田町鶴寿温泉:青森県

岩木山神社記念スタンプ:青森県

今日の1枚:岩木山神社の背後で見守る「津軽富士」岩木山

おまけの1枚:「津軽富士」岩木山より望む七里長浜海岸線と背後の松前半島


  『日本列島縦断歩く旅』その53(弘前駅〜竜飛崎) 

2004/8/27(金)  百沢温泉〜鶴田町鶴寿温泉 24km:青森県 

 2日目の今日は百沢温泉(5:03)〜岩木山神社〜「津軽富士」岩木山(1625m)〜赤倉神社〜鶴田町鶴寿温泉(18:42)の24kmの道のりを歩きました。
 風雨の大歓迎だった2年前に登った「出羽富士」鳥海山の時と違って、願ってもない希に見る快晴の天気で、百沢温泉の朝焼けに始まり、岩木山神社の日の出、岩木山山頂からの360°の大展望、鶴田町からの田んぼに浮かぶ雲一つない岩木山、そしてフィナーレは田んぼに沈む夕日と、1日中岩木山を堪能しながら歩くことが出来ました。
 岩木山神社の御神水をペットボトルに詰めて5:30に桜門をくぐり一路山頂目指して歩きました。岩木山神社から登る人は少なく静かな道で、途中沢沿いの道もあり、登りながら振り返ると下界の展望も利き言うこと無しのコースでした。
 津軽岩木スカイラインからの登山道と合流する大館鳳鳴ヒュッテからは、5台のバスでやってきた団体登山の人達と鉢合わせをしましたが、一寸早く9:43に山頂に到着し、山頂を占有される前に到着の記念写真を撮ることが出来ホッとしました。
 1625mの岩木山山頂からの展望は独立峰だけあって素晴らしく360°の大展望が楽しめ、特に七里長浜の海岸線は美しく背後に松前半島が見えて、1989年1月3日に佐多岬を出発して15年目にして初めて蝦夷の地を目にすることが出来ました。(※松前半島と知ったのは後日)
 団体の人達がバスごとに記念写真を撮り終わるまでは山頂は大賑わいでしたが、その人達が去ると静かな山に戻りました。
 山頂で素晴らしい景色を満喫しながらしばしゆっくりして10:30に赤倉神社に向けて下山を開始しました。
 赤倉方面へ下山する人は皆無で、赤倉神社間近で、これから登る女性の人に一人出会っただけで山頂の賑わいが嘘のようでした。
 お腹の虫が鳴り出した頃、岩木山環状線に合流する手前に15:00まで営業の大石茶屋があり、15分前の滑り込みセーフで380円なりで具がたっぷりの山菜うどんを食べて元気を取り戻して一路鶴寿温泉目指して歩きました。
 途中立ち寄った裾野郵便局には、りんごとイノシシと岩木山の描かれた風景印があり、宿までの道中、真っ赤に実った林檎や茅葺き屋根の家が出迎えてくれてました。鶴田町に入ると田園に浮かぶ美しい岩木山そして宿の近くでは田圃に沈む夕日の歓迎を受け、宿の近くにあったローソンで明日の朝の食料を調達して鶴寿温泉に18:42に到着しました。
 宿に荷物を置いてローソン前にあった店でバターコーンラーメンを注文するとライス(小)は無料で、久々においしいラーメンに舌鼓を打ちました。
 鶴寿温泉はナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性等張性温泉)で肌触りもとても滑らかでさっぱり感があり、素泊り3200円で郊外にあり静かで岩木山もバッチリ見え言うことなしでした。
今日の万歩計:46774歩

<ハイ!地〜図>
百沢温泉〜鶴田町
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=500000&el=140%2F21%2F14.883&pnf=1&size=500%2C500&nl=40%2F39%2F58.225